02 6月 レティシア・バドー・オスマン Laëtitia Badaut Haussmann
レティシア・バドー・オスマンはパリ=セルジー国立高等芸術学院(ENSPAC)を2006年に卒業。2012年には、パレ・ド・トーキョーのレジデンス式創作ラボ「パヴィヨン」のレジデントとなりました。2010年には第55回モンルージュ現代美術展(サロン・ド・モンルージュ)とパレ・ド・トーキョーでのグループ展に出展したほか、パリの「Galerie Allenn」やナントの「Zoo galerie」などで個展を開催しています。2015年には、プレストの現代美術センター「Passerelle/パスレル」での展覧会が予定されています。
「Looking for Charlotte’s/シャルロットの足跡を求めて」と題されたヴィラ九条山でのプロジェクトは、フランス人建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアンの日本での体験を出発点とし、現代のオブジェ創作を巡る一連の確認・観察を進めるものとなります。人との出会いや情報収集の段階を経て制作活動が行われ、工業生産と職人技との狭間における現代デザインの変容を表したオブジェが制作されることになります。