2002年以来、フィリップ・ルイはドキュメンタリー・エッセーとビデオアートの中間に位置する映像作品を制作。2011年3月から心血を注いで作り上げたのは、福島の原子力災害を巡るドキュメンタリー3部作:『4 bâtiments, face à la mer/海に面した4棟』 (2012年)、『Machine to Machine/マシンツーマシン』 (2013年)、『Fovea centralis/中心窩 』(2014年)。
日本の原子力産業自体によって撮影された映像をもとに制作された3部作は、国際映画祭FIDマルセイユ、国際ドキュメンタリー映画祭《シネマ・デュ・レエル》(パリ)、トリノ映画祭、ムンバイ映画祭、FICUNAM(メキシコ)などで紹介されました。それ以降、フィリップ・ルイの映画に関する仕事は本質的に日本を見据えたものとなっています。