ギヨーム・ジョヴァネッティとチャーラ・ゼンジルジは2010年7月から10月にかけてレジデントとしてヴィラ九条山に滞在。そのプロジェクトは、2年前に吉野眞弘と撮った短編映画を発展させるものでした。2人はこのノンプロ俳優が備えたカリスマ性に魅了されていました。また、2人は京都近郊にある精神科クリニックにも足繁く通い、そこで3人の患者と出会ったことがシナリオに決定的な影響を与えました。即興、ロケハンとキャスティングの仕事を続けることで、2人はレジデンス期間中に映画『人間』の脚本を執筆。この映画はヴィラ九条山でのレジデンス後に日本で撮影されました。
『人間』は2013年のトロント国際映画祭 でプレミアム上映され、ダブリン、ザダルでいくつかの賞に輝いたほか、フランスのトゥール・アジア映画祭では特別表彰を受けました。そして、フランスでは2015年4月に劇場公開されました。