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セバスチャン・デプラ

工芸
2021/01/01 
 2021/12/31

プロフィール

編集者、版画家にして美術印刷の専門家であるセバスチャン・デプラは、2007年にカンブレ高等美術学院(ESAC)を卒業して以降、印刷図版を専門としています。卒業の翌年には、一連の工房において伝統の継承を行っている工芸の専門施設、メテリー・ブリュイエール・グラフィックアートセンターで仕事を始め、2013年からはその企画部門を担当。2013年のこと、セバスチャン・デプラは1973年に設立されたパリのアトリエR.L.Dを引き継ぎ、リトグラフ、銅版画や現代版画と密接に結びついた出版・美術印刷の活動に携わっています。

現代版画はセバスチャン・デプラにとって特にお気に入りの分野であり、アトリエR.L.Dの得意とするところでもあり、要望に応じてカスタマイズされる技術・手法の一部として、様々なアーティストたちの創作活動の支援に役立っています(エテル・アドナン、ミゲル・バルセロ、ピエール・シャルパン(2012年)、カミーユ・エンロ、ナタリー・デュパスキエ、フィリップ・ワイズベッカー(2002年)、アニエスb、M/Mパリなど)。

セバスチャン・デプラはまた、バンド・デシネと沈黙の書と豪華装丁本の間に位置するハイブリッド的な書物の出版社3FPJ(3 fois par jour/1日に3度)の編集者も務めています。


プロジェクト

伝統、創作、版画と現代印刷

日本では、セバスチャン・デプラは、図書館、工房や製紙所を訪れ、現代の印刷図版についてのリサーチを行い、ほぼ科学的な方法で昔ながらの技法を細かく調査します。より具体的には、京都でのレジデンス中は、木版印刷工房「竹笹堂」の完全な手作業による木版技術が研究の対象となります。

最終的には、徐々に失われつつある動作やノウハウを絶やさないため絵にまとめた調査記録が、色調と彩色の手作業による発信の特徴を伝えることになります。

Crédits

Photos :
Portrait : Sébastien Desplat, © Juan Jerez
Carnet de croquis, atelier rld,  © Sébastien Desplat
Atelier Bingo, atelier rld,  © Sébastien Desplat
Etel Dnan, atelier rld