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テディ・サンチェス

ファッション
2021/03/01 
 2021/06/30

プロフィール

デザイナーであるテディ・サンチェスが、2019年にパリ国立高等工業デザイン学院(ENSCI – Les Ateliers )の工業デザイン科を卒業するにあたり制作し、審査員から高い評価を得たのが「Envahisseurs Battle/インヴェーダーズ・バトル」というプロジェクト。ポンピドゥー・センターを舞台に、デザインとダンスをミックスした新機軸のイベントです。これと同じ年には、サークル(円、輪)を基本概念としたこのプロジェクトの一環として企画された映像作品とハプニングにより、アウディ・タレンツ・アウォードも受賞。テディ・サンチェスの日常に入り込んだヒップホップは、明日の世界のニーズのための豊かな遊び場となったり、グラフィカルな空間演出と都市文化とを融合させるための素材となったりします。2021年夏には、テディ・サンチェスは、週末1回限りとしてパレ・ド・トーキョーで開催される、パフォーマンスを盛り込んだグループ展にも参加します。

テディ・サンチェスはまた、デザイナー・ユニット《Hall Haus》の共同設立者でもあり、ラファイエット・アンティシパシオン財団のレジデンス・プログラム「À l’Oeuvre/仕事中」の機会に《Hall Haus》のデザイナーたちは、自分たちのアイデンティティの宣言とも言えるオブジェとして《Curry Mango/マンゴーカレー》と名付けられたアームチェアのデザインを手がけ、発表しました。.

  • テディ・サンチェス


プロジェクト

Envahisseurs, Tenues 01 / インヴェーダーズ、ワークウェア 01

日本を何度も旅するうちに、テディ・サンチェスは日本の建設現場の作業着、ニッカポッカの広幅の裾、パステルカラー、ハイテクな素材に衝撃を受けました。それは、常に移り変わる日本のストリートシーンでとても存在感があり、すぐに彼はダンスの世界に取り入れたいと考えました。ヒップホップカルチャーがワークウェアの独自性を生み出していることから、テディ・サンチェスがこの繋がりを感じるのは自然でした。ヒップホップダンサーの洋服はどのようなものかを考える上で、カタチは違えど同じ伝統とこだわりのある日本のワークウェアは、テディ・サンチェスが探求したい世界でした。

 

レジデンス前半では、工事現場や職人からもらった伝統的なテキスタイルをミックスした “コラージュ “服飾を制作しました。

 

また、レジデンス後半では、デニムに焦点を当て、レジデンスの前半に出会った職人たちと共同で、天然藍染め、よもぎ染め、型染め、西陣織に取り組みました。ナイジェリアのアディレに似た型染職人に、このアフリカの技法の美学を取り入れるように依頼するなど、日本の職人と共に従来のやり方から離れる試みも行いました。


Crédits

Portrait : ©Deicy Sanches

-1  Teddy Sanches (Envahisseurs) – KTS KATAZOME © Teddy Sanches

-2 Deicy Sanches (Envahisseurs) – IN BETWEEN © Villa Kujoyama

-3 Teddy Sanches (Envahisseurs) – CASE STUDIES © Teddy Sanches

-4 Teddy Sanches (Envahisseurs) – KTS NISHIJIN © Ema Okamoto